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ヘルシンキはそれ程大きくもなく 観光客で溢れかえっている訳でもない ”程よく心地よい”オーラを出している 街でした。 海と森を持つ国特有の素朴さ、堅実さ、 ちょっとはにかんだような優しさを フィンランド人に感じました。 往々に、南欧・ラテン系民族にみられる ノリはいいけどずる賢く、『おまえは口から生まれたのか!?』 というような、口ばっかりの要素は感じませんでした ^^ 日本人に 心地よく感じる空気 と言うか 日本にも、昔はあったのであろう 古き良き時代の空気が漂っているようでした。 ◇◇◇ Akateeminen Kirjakauppa (アカデミア書店) 旅行には本をたくさん持っていきます。 今回のように、リラックスするのが目的 の旅行には、特にたくさん。 旅先で本屋さんに行くのも大好きで、 だから、この本屋さんにも・・・・・ そう! この本屋さんは、映画『かもめ食堂』の中で ”おぉ~、ガッチャマ~ン!ガッチャマ~ン!” と歌っていた あの場所です ^^ 2Fにカフェ (Cafe Aalto) があり、 この場所で、サチコとミドリ は 出逢いました。 そりゃぁ、本屋に入った瞬間から 頭の中は 【ガッチャマン】 で、ぐるぐるですよ! ◇◇◇ 本屋さん自体は充実していました。大抵のジャンルはカバーされており English books や ステーショナリーなども取り扱っていました。 Cafe Aalto の名は、フィンランド現代建築家Alvar Aalto(アルヴァル・アールト) からきており、アールトのペンダントライト、littala(イッタラ)の花瓶などが とても印象的でした。 する事がなくなると、此処に ◇◇◇ 街の中心から南に下ると 空気の色が変わるかのように 人々の 生活の音色 を 強く感じられるようになりました。 こんな感じの通りが多くなり、 そして この通りの先には・・・・・ ◇◇◇ Cafe Suomi That's right! 【かもめ食堂】 ◇◇◇ ぷらっ と立ち寄った時はお休みだったので、外から記念写真をとりました。 (営業は月~金のようです) 【かもめ食堂】の文字はしっかり残されており、映画のポスターも張ってありました。 日本人がたくさん訪れるのでしょうね。またいつか、機会があれば今度は食事をしてみたいです。 (遠くからも見える、この看板がカフェの目印です ^^ ) ◇◇◇ フィンランドの食事はフランスとロシアの影響が 強いように思えました。 さっぱりクリーム系とか、ちょっときつめの 塩味系とか。 肉厚のサーモンフィレを軽くスモークしたものが 自分的かなりヒットで、 それこそ 毎日 食べていました。 (しかも同じ場所で♪) 普段、【肉 ou 魚】の場合、迷わず【肉】なので こんなに集中して魚を食べたのは 今まで無いかも!? というくらい、 はりきってたわ。 ^^ フィンランドのスペシャリティは【トナカイ】らしいのですが、これは好奇心が頭角を現すことなく、 未体験のままベルギーに帰って来ました。。(食わず嫌い、見た目嫌い、イメージ嫌い、が激しい私です ^^; ) ◇◇◇ サーモンフィレ同様、 アホの1つ覚え のように 毎日毎日ブランチに食べて いたのが、このパイ。 Karjalan Piirakka (カレリア・パイ) お店で売っているものは 15cm位なのですが、 私が食べていた場所のは 5cm位の小さなサイズ ライ麦生地にミルクで炊いたお米、卵、バターで出来ており、お米が固ゆで卵の白身のような ぷりぷりとした食感で、かなり好きなペーストリーでした。 (パイと言ってるけど、ベルギーやフランスにある【パイ】とは、とってもかけ離れています) このままパクパク食べても美味しのですが、 (正しい食べ方かどうかは全く眼中にいれず) ポークパテをのせたり、エメンタールチーズ・スライス&フランボワーズジャムをのせたり、 スモークサーモン(よく見る薄いタイプ)をのせたりして、 好きなようにアレンジを加えて食べていました。 ◇◇◇ 次回は 【どうでしょう】的フィンランド subtitle: (退屈という名の)魔物に襲われるな! です。 つづく・・・・
by smallcountry
| 2007-05-31 22:14
| Holidays
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Comments(21)
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mother-of-pearl at 2007-05-31 22:35
♪ 一番のり~\(^o^)/ ♪ お久しぶりです!!
もう私が世界で一番かっこいいと思っている男性(!)が住んでいる国。 たまりませ~ん!!!!Cafe Suomi まんまとはまってしまいそう! 色もデザインも全て、素晴らしい!!そしてカレリアという食べ物がまた おいしそうですね。シベリウスの交響曲に同じ名前のものがあるんですが それと関係ありますか?(フィンランドの物語に関係あった、と思う・・・) アルヴァ・アアルトも大尊敬してますし、イッタラのグラスも大好き!! もう今すぐフィンランドに飛んで行きたくなりました!続編も楽しみです。 (フラミンゴみたいなカモメもいるのね!!?)
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ふしゃ
at 2007-05-31 22:42
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emi
at 2007-06-01 05:57
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わーお・・・こういう街というのか、国ですか・・・。私の中で、フィンランド=IKEAなんですが・・・(本屋さんがIKEAに感じたのですが・・・)
かもめ食堂のあとのところは、かもめ食堂的なメニューを食べられるのか??と思ったけど、それは無理なのかな?? トナカイの肉は、まあまあ、脂っ気ない牛肉って感じかな・・・うん。
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at 2007-06-01 06:32
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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miholanta06 at 2007-06-01 08:42
フィンランド=水色な私ですが、まさに!ですね!青空もフィンランド仕様に見える。
残念ながら[かもめ食堂]未鑑賞な私ですが、興味は募る一方! 独特なスペルに読みや意味をつけてくれるsmallcountryさん、感謝です。読めないとうぅぅと思うから。 そして前回のかもめも今回のかもめもいい味出していて好きです。
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onze-quatorze
at 2007-06-01 10:22
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オォ~!!FINLANDに行かれてたのですね!
わたし、Aaltoデザイン大好きだし、iittalaの食器もあつめてるところで ちょっと、この旅はうらやましすぎです(笑) いいなぁ、わたしも北欧デザインに包まれに行きたいです。 『かもめ食堂』は本→DVDみて、映像特典まで繰り返しみちゃったので まさにあの通りの街なんだなとなんだか感慨深いです。 半日で観光が終わる、なんて言ってましたね。 トナカイ・・・映画ではおにぎり作ってましたね。 どんな味なのかなーー??イメージとしては脂肪が多そう。
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bonjourmayu at 2007-06-01 12:51
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iumi
at 2007-06-01 14:23
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お久しぶりにコメント差し上げます。
フィンランド! 実は私も昨年末に旅しました。 治安の良さ、自然たっぷりながらも程よく発達した市街地にすっかり住みたくなってしまいました。 カレリアパイ私も食べました。美味しかったですね。 そして、アカデミア書店でガッチャマンを小声で歌いましたよ♪
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グリ
at 2007-06-01 18:12
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おおお!なんと同じ時期にフィンランドにいらしたのですね。
でも我が家は1週間もお休みをもらえるはずもなく・・・ちょっと もの足りないヘルシンキ滞在となりました。ゆっくり満喫できた smallcountryさんがうらやましいですぅ。 かもめ食堂、映画をまだ観ていないのにやっぱりチェックしに 行ってしまいました。(笑)それなのに手前にあった日本食屋さん 『連's』にふらふらっと吸い寄せられ寿司ランチを食べてしまった 私です。(^o^;)
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smallcountry at 2007-06-03 18:33
★mother-of-pearlさんへ
一番にコメントを残してくださってありがとうです ^^ 建築やアートに精通されている方には北欧はさらに楽しめそうですね。 シベリウスはそういえば公園がありました。 mother-of-pearlさんのコメントを見て 【そっか!IPODにシベリウスを何曲か入れていけばよかった!】と 気づきましたわん ^^; カレリアはフィンランドの歴史物語と 関係があるのかな!? 詳しくなくってごめんなさい。フィン語は 他の北欧の言葉と全く違う語源なんですよね。 あちらこちらで「ヨー、ヨー」という言葉が聞こえて(多分「うん、うん」というコトだと思うのですが)、アメリカンラッパーのようですごく可笑しかったの♪
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smallcountry at 2007-06-03 18:34
★mother-of-pearlさんへ
(長すぎで「コメントを短くしろ!」とメッセージがでたわ・・・・) このカフェは水色で統一されていて、とてもシンプルで、いい感じでした。 今度行ったらここでご飯をたべよう! と思ってます。 映画では此処で使われている食器は全てイッタラのものだったのですが 現実はそうではなさそうです。でも、こんな辺鄙なところにあるカフェを 見つけてきたスタッフはスゴイは! と思いました ^^ PS 【ブツ】が到着したら連絡しますね!楽しみでたのしみで♪ 重ね重ね 感謝!!
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smallcountry at 2007-06-03 18:37
★ふしゃさんへ
いたね! 豚美! 豚美!! たしか端っこにいつも座ってたよね☆ 実際のテンポは映画よりもごちゃっとした店内のように感じました。 現実味があるということかな!? >どうでしょう的? >そりゃー北極圏でキャンプだわさ!短パンで!!! 北極圏には行っていない。キャンプもしていない・・・・・ でも。。。。。 ベルギー気分で出かけたので、素足にサンダル!! 「大泉」君的間違いを犯した私です ^^;
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smallcountry at 2007-06-03 19:01
★emiさんへ
カフェではフィンランド料理みたいですよ^^ メニュがそんな感じ でした。 トナカイの肉は繊維がおおいのかな!? 燻製や酢漬けが発達している国だから、食事のクオリティ・バリエーションは そりゃ、フランスのが高いって!!タルタルとか存在しない感じでした^^; あ、でも、芋は美味かった♪
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smallcountry at 2007-06-03 19:08
★鍵コメさんへ
はじめまして。遊びに来てくださってありがとうございます。 コメントを残してくださってとても嬉しいです♪ カレリアパイはクセになるというか、食べ続けられる美味しさを持っている 食べ物ですよね。素朴だけに飽きが来ないというか ^^ 聞いた話なのですが、お米の変わりにハードボイルドした卵のチョップを 入れることもあるそうです。 この場合はバターをのせてオーブンで 焼くらしいです☆ ブログを書くようになってから、「いいコト探し」のアンテナを 広く張るようになったせいか、1日に1つくらいはイイコトがあるな♪ なんて思えるようになりました。 そちらでの生活もそうなのかしら!? これからも仲良くしてくださいね ^^
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smallcountry at 2007-06-04 01:40
★mihoさんへ
フィンランド語は語源がスラブなのかなぁ!? 1つの言葉が すごく長くてさっぱり分からない言葉でした^^; でも「うん、うん」 という返事のとき(多分)、「ヨー、ヨー」と相槌をうつので、なんか ラップミュージシャンみたいで笑っちゃいました♪ 海と空があるから水色なのかな。それとも国旗が水色だからかな。 とにかく水色が溢れる街でした^^
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smallcountry at 2007-06-04 01:43
★onzeさんへ
トナカイの肉は未体験なのですがエミさん曰く、脂肪分の少ない 牛肉みたいだそうです ^^ イッタラやアールトのデザインは北欧の現代アートをたっぷり 感じられるデザインでスタイリッシュですよね^^ ただ残念ながら我が家にはちょっと斬新過ぎるので何も買って こなかったの・・・。花瓶くらいは買ってみても良かったかも、 なんて思ってます。 いいわ、また行くから! ふふふ♪
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smallcountry at 2007-06-04 01:45
★bonjourmayuさんへ
フィンランドは日本からだと遠いけど、いったら確実に リラックスできる穏やかな空気が漂っていました。 こんなつたないブログから、旅気分を感じ取っていただけるなんて とても嬉しいです ^^ ふっくらしたカモメがたくさん街にいました★
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smallcountry at 2007-06-04 01:48
★iumiさんへ
お久しぶりです。お元気ですか ^^/ iumiさんもフィンランドにお出かけされたのですね。嬉しい偶然です♪ 本当に自然が溢れ、ゆったりとした空気が流れる素敵な街ですよね。 ベルギーからだと3時間くらいなので、夏の終わりに「遊び疲れ」を サウナで流す為にまた行きたいな、と密かにたくらんでいる私です^^ カレリアパイは素朴で飽きのこない美味しいパイですよね。 iumiさんはどんな食べ方をされたのかしら? ^^ また遊びに来て下さいね。ガッチャマンの歌を歌った同志ですし☆
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smallcountry at 2007-06-04 01:51
★グリさんへ
お鮨屋さんありましたねぇ~。ちょっと気になっていました。 映画ではヘルシンキの魅力をたくさん感じられますよ。 もし機会があれば是非ご覧になってください。そしたら再びフィンランド に行きたくなるかも♪ それにしてもフィンランドは可愛いモノが溢れていて、帰りの空港でも 買い物の誘惑と戦っていた私です。^^; グリさんは買い物をたくさん されたのかしら!? ふふふ♪ ^^
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smallcountry at 2007-06-04 01:54
★monaさんへ
【かもね食堂】は見る時に自分がどんな状態かによって印象が 変わるとおもいます^^ エネルギーに溢れ「攻め」の体勢の時に見ると、「ゆるすぎ」に感じるかも しれないけど、ココロが折れているときは「じんわり」くるかも ^^ フィンランドに行く機会があれば映画をみてから行くことを お薦めするわん♪ それだけでも結構楽しめるようにおもいます!
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